近頃巷をにぎわせているハイレゾについてご紹介させていただきます。

 

ハイレゾプレーヤーとしても使えるTEACのDAC内蔵ポタアン『HA-P90SD』

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150811-00010008-dime-prod

 

P90のコンセプトは分かりにくい。

分類的にはPDWと呼ばれ……おっとこれは別のP90の話だった。

『HA-P90SD』は、昨年発売された同社のDAC内蔵ポタアン『HA-P50』の発展形である。



P50がPCM、96kHz/24bit対応だったのに対して、P90SDはPCM、192kHz/24bit。

DSD5.6MHz対応。

さらにmicroSDカードスロットを持ったハイレゾプレーヤーでもある。

重さは210gから280gと70gのアップにとどまった。

つまり、ハイレゾプレーヤー+USB/DAC+ポタアン=『HA-P90SD』となる。

特筆すべき点は無償ダウンロードできる「TEAC HR Audio Player for iOS」を使ってiPhoneやiPadに接続してDSDのネィティブ再生ができることだ。

■Designは?

光丸端子によるデジタル入力、3.5mmステレオミニジャックによるアナログ入出力とデジタル出力対応。

ここで謎なのが、なぜデジタル出力が光でなく3.5mmモノラル端子というマイナーなものを採用したかだ。

試聴しようと拙宅のケーブル箱を物色したが、さすがにこのケーブルは発見できずにAmazonに注文したのだ。

光接続できない古いDACに対応するためなのか、光より同軸の方が音質的に良かったのだろうか。

メーカーに質問してみたところ、光接続は入力と出力端子を兼用できないので、入力か出力のどちらかを選択する必要がある。

『HA-P90SD』はポタアンなので入力を優先したとのことだ。

出力をコアキャシャル(同軸)にした理由は、192kHz対応の同軸の方が汎用性が高いという理由から選択したとのことだ。

理由を聞けばもっともだが、それなら手に入りにくい3.5mmとRCA同軸の変換ケーブルを付属にして欲しかった。

それからハイレゾプレーヤーとしての使い勝手にも問題がある。

センターにある円形のボタンでHOME、再生、停止、1曲送りなどを制御、スクロールや移動、決定などはサイドにあるダイヤルっぽいボタンでおこなう。

インターフェイスがなぜこのように2つに分かれているのが謎だ。

しかもHOME以外の機能はサイドのボタンだけで行えるのだ。

液晶モニターは低解像度の単色表示で、アートワークなどの画像は表示できない。

素早い曲の検索なども無理で、車中や電車で移動中にBGM的に聴くなどの限られた用途にしか使えない感じだ。

サイドにあるのは、スクロールや決定に使うボタンとホールドスイッチ、シャッター付きのmicroSDスロット。

トップにはアナログとデジタルの入出力端子、ヘッドフォン端子、ゲイン切替、パワースイッチ兼用のボリュームが搭載されている。

ボトムには充電端子、microUSB/B端子、USB/A端子がある。

microUSBからの充電に対応。

また別売の専用充電器を使えば4時間で充電できる。

ホーム画面にはアイコンが3個並ぶ。

左が曲名表示、中央が再生中の曲情報、右が設定画面となる。

すぐ下の丸いボタンでは、左右に移動できない。

また戻るボタンもない。

MUSICを選択すると全曲、アルバム、アーティスト、ジャンル、プレイリスト、お気に入りが選択できる。

どれを選択しても1度に4曲しか表示できないのが残念だ。

アルバム表示させたところ。

インターフェイスは英語表記だが日本語表示対応。

長い曲名などはスクロール表示される。

表示は見やすい。

設定画面の一部、DGTL IOという項目でデジタル入力かデジタル出力を選択しておく。

アナログ入力の選択は本体のスイッチで切り替える。

例えば、Astell&Kern『AK 380』の光デジタル出力を『HA-P90SD』に接続して、違った音色で再生できる。

液晶モニター接続用の3.5mmミニプラグからRCA同軸変換ケーブル。

Amazonで即日届く製品から選んだので品質に関しての配慮はない。

リファレンスのDACにBNCデジタル入力があるので、これを変換プラグでRCAにして『HA-P90SD』と接続すると無事、音が出た。

ただしDSD出力には非対応でファームウエアのアップデートで対応を予定している

■Performanceは?

本機が実力を発揮するのは、iPhoneやスマホにデジタル接続した場合で、高音質なハイレゾ音源の良さを引き出してくれる。

アナログ接続もできるが意味がないので、接続はデジタルをオススメする。

再生には「TEAC HR Audio Player for iOS」とONKYO「HF Player」を使用した。

両者のアプリはインターフェイスは全く同じで機能もほぼ同じだが、「HF Player」にはリアルタイムDSD変換機能がある。

これを使えばどんな音源もDSD5.6MHzに変換して再生できるのだ。

もちろん、その音の差は歴然としている。

それに比較するとTEACとONKYOのプレーヤーの違いはほとんどない。

DSD再生時に違いを感じたが、気のせいレベルだ。

TEAC『HA-P90SD』は低音に特徴がある。

PHILIPS『Fidelio X1』で聴くと大口径ドライバーが送り出す風のような低音をグイグイ出してくれる。

高域は粒立ちが良くクッキリした感じ。

ただしドンシャリではなく、ドーンキラぐらいだ。

カスタムイヤモニFitEar『MH334』にするとS/N感が良く、透明度の高い音であることに気付く。

特に良かったのはDSD再生で、音に厚みがあって高域はキツ過ぎず、丸くなり過ぎず、高解像度でなめらかなボーカルが再現された。

『iPhone6Plus』とデジタル接続して「TEAC HR Audio Player for iOS」のハイサンプリング機能を使うと、さらに解像度が上がり、音の粒立ちが良くなるが高域はややキツくなる。

最後にせっかくなので『HA-P90SD』のデジタル出力をリファレンスDACに入れて、スピーカーを鳴らしてみると、思いのほか穏やかな音になった。

本体で再生したような低音の量感はなく、フラットバランスのややあっさりした音である。

無償ダウンロードできる「TEAC HR Audio Player for iOS」。

インストールまではできるがTEACの指定された機器を接続しないと、どの機能も使えない。

見た目は「HF Player」と同じだが、ハイレゾ音源のデータは共有できないため、新たにハイレゾデータをiPhoneに転送する必要がある 最大192kHzまで、アップサンプリングできる。

高域の繊細感が増したように聞こえた。

指で動かせるグラフィックイコライザー機能搭載。

これは便利。

『Fidelio X1』では低音過多だったのそれに合わせたカーブを作って保存した。

ONKYO「HF Player」のアプリ内課金1000円で使えるようになるハイレゾ機能に追加されたリアルタイムDSD再生。

TEACのアプリにも搭載して欲しいのだ!再生中はDSD CONVERTと表示され、左に元のフォーマット、右に出力されるフォーマットが表示される

■研究結果 TEAC『HA-P90SD』は大口径ドライバー搭載のヘッドフォンをドライブできるパワフルなアンプを搭載したハイレゾプレーヤーである。

単体で聴いた音もいいのだが、戻るボタンがないなど、プレーヤーとしての操作性に問題があり、ハイレゾプレーヤーとしてよりもデジタル接続対応ポタアンとして使った方がいいと私は思う。

iPhone対応、DSD対応ではかなりの高音質モデルである。

プレーヤー機能を省略して、もう少し軽くてハイコスパな『HA-P90』というモデルが発売されるといいのだが。

・『HA-P90SD』は低域のドライブが得意

・『HA-P90SD』はiPhoneとベストマッチ

・『HA-P90SD』はDSDの再生能力に優れる

・『HA-P90SD』のプレーヤー機能は使いにくい

文/ゴン川野

 

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