みかんはいろんな種類がありますが、どれもビタミンCが多いということで有名です。



冬場はついみかんを食べ過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。実はそんな食べ過ぎてしまうみかんはビタミンC以外の栄養もとても豊富なのです。

みかんの実には免疫力アップをするビタミンCをはじめ、ダイエット効果や便秘解消、疲労回復効果があるクエン酸、ガン予防効果があるβクリプトキサンチンなどが含まれています。

このβクリプトキサンチンというのは、実の色です。そして袋やスジにはジャムを作る時にフルーツをゼリー状にする成分であるペクチンが実の4倍も含まれています。

ペクチンはコレステロール値を下げることでも有名です。血圧上昇防止、毛細血管の強化、血管と血液を元気にする効果などがあるヘスペリジンという成分が含まれており、栄養も豊富です。これらの成分の他にもβ-カロテンやビタミンB群、ビタミンE、カリウムなども含まれています。

ただ食べ過ぎは柑皮症になってしまったりすることが多いですし、体を冷やしてしまう原因にもなりますので注意しましょう。柑皮症とは指先や手のひらが黄色くなってしまうというもので、一時的な症状なので心配はいりません。みかんを食べるのをやめれば治ります。いくらおいしくても体を壊してしまうような食べ方は良くありませんから、1日に2、3個程度にしておくのがベストです。

皮については乾燥させたものが漢方薬として使われています。これは陳皮といいます。お腹が張って苦しい時、食欲がない時、吐き気がある時など消化不良によって起こる症状の時、咳が出て痰がたくさん出てしまう時などに効果を発揮します。陳皮は皮をざるに広げ、風通しの良い場所に10日間ほど置いて乾燥させておくことで作れます。ただし利用できるのは無農薬でワックスも使っていないものだけです。ちなみに陳皮は古ければ古いほど良いとされています。効果が穏やかに効いてくれます。

風邪で咳や痰がひどい時には皮を煎じて蜂蜜を加えて飲むと効果的です。また皮はお風呂に入れるのもオススメです。冷え性の方は体が温まりますし、リウマチや痛風にも良いといわれています。香りにはリモネンという精油が含まれているのでリラックス効果も期待できます。使えないところはないのがみかんのメリットです。食べる時にはスジや袋もしっかりと食べるようにするのが良いでしょう。おいしいものを選ぶコツは皮の色ツヤが良く、ヘタ部分が小さく青いものを選ぶことです。